東京消防庁Ⅰ類(大学卒)

東京消防庁1類 教養試験の出題傾向|理系科目が重要

東京消防庁Ⅰ類の試験概要、筆記試験・面接試験の特徴や過去問例などについて書いていきます
東京消防庁の消防官になりたい!でも筆記試験が苦手・・・攻略法を教えてください。

という疑問に答えます。

はじめまして、江本です。

これまで資格学校の公務員課で5年間、国立大学のキャリア支援課で8年間ほど公務員試験の指導をしてきました。その経験から記事を書いています。

 東京消防庁Ⅰ類(大学卒)を受験する人

 教養試験の出題傾向が知りたい人

 東京消防庁の過去問が見たい人 など。

体力には自信があるけど、勉強ってなるとやる気がなくなりませんか?

公務員試験は勉強しなくてはいけない科目が多いので勉強が嫌いな人からすると嫌な気持ちは十分わかります。

でも公務員試験って大学受験ほど複雑じゃないし、勉強の仕方もある程度パターン化されているので傾向をつかむだけでも勉強はしやすくなりますよ。どうぞご覧ください

高校卒(Ⅲ類)を目指している人は「高卒で東京消防庁を目指す|教養試験の傾向と過去問が知りたい!」を読んでください。


東京消防庁Ⅰ類 教養試験の傾向

東京消防庁の教養試験では「一般知能」と「一般知識(社会、人文、自然)」から出題があります。

科目について知らない人は、

を参照してください。

出題される科目は、

一般知能 社会科学 人文科学 自然科学
数的推理 政治 日本史 数学
判断推理 経済 世界史 物理
空間把握 社会 地理 化学
資料解釈 国語 生物
文章理解

と、なっています。

これらの科目から一般知能20問一般知識25問合計45問の出題があります。試験時間は120分。

みてのとおり、科目数が多いですよね。早いうちから準備をしておかないと、試験に間に合わせることが難しいです。

東京消防庁Ⅰ類 教養試験の出題内容

教養試験で楽に合格するためには、

  • 科目ごとの出題数を知る
  • 科目の優先順位を決める

の2つを確認することです。

先ほど東京消防庁の出題科目を確認してもらいましたが、すべて勉強する必要はありません。

理由は簡単で合格するために100点は必要ないからです。

え?じゃあ何点あればいいの?

年度によって若干の違いはありますが、26~28/45点(約60%)あれば合格ラインにのることができます。

もちろん試験まで勉強する時間がたくさんあれば、すべての科目を勉強したほうがいいですけど時間ってありますか?

ないですよね。だったら出る科目を優先して勉強すればいいんです。

東京消防庁Ⅰ類 勉強の仕方 科目の出題数をしる

東京消防庁は、理系科目の攻略がカギです!

科目ごとの出題数をみると数学5問、物理3問、化学3問、生物3問の合計14問出題があります。

その他の出題科目数は、

数的推理 5問 判断推理 6問
資料解釈 3問 文章理解(現文) 4問
文章理解(英文) 2問 政治 4問
経済 1問 社会 2問
国語 1問 日本史 1問
世界史 1問 地理 1問

と、なっています。

優先順位の決定

出題数の多い科目を中心に勉強することが大切です。

まずは数的推理、判断推理、文章理解、政治、数学、生物を優先的に勉強しましょう。この6科目で総得点の半分以上を占めます。

ここで点数がとれると後は労力をかけずに点数がとれる国語や社会を押さえておけば勉強は十分です。

特に数的推理、判断推理、数学、物理はある程度の解法パターン(公式)があります。

それを身につけて演習問題をこなせば多くの問題に対応することができます。解けるようになるまで時間はかかりますが、一度解けるようになれば忘れにくい科目です。

日本史や世界史といった勉強時間がかかるわりに点数が安定しない科目は効率が悪いので、時間がなければ勉強しなくても合格はできます。

おすすめの参考書を「公務員試験 おすすめの参考書|問題集|過去問(一般知識編)」で紹介しています。

東京消防庁Ⅰ類 過去問

【数学】不等式|2x-1|>3を満たすxの範囲として、最も妥当なのはどれか。

1. x<1、3<x
2. x<-1
3. -1<x<2
4. x<-1、2<x
5. 0<x<3

【化学】金属に関する次のア~エの記述のうち、正しいもののみを選んだ組合せとして最も妥当なのはどれか。

ア 銀は、展性、延性が大きく、電気の伝導性が銅に次いで、2番目に大きい。

イ 水銀は、常温で液体の金属で、水銀と他の金属との合金をアマルガムという。

ウ アルミニウムは、空気中に放置すると、表面に酸化被膜を形成し内部を保護する。

エ 鉄とクロム、ニッケルの合金をジュラルミンというう、軽量で書こうがしやすい。

1. ア、イ
2. ア、ウ
3. イ、ウ
4. イ、エ
5. ウ、エ

東京消防庁 合格点(ボーダーライン)

倍率をみると、1次試験は4~5倍でかなり難関。

しかし、出題の多くが自然科学と一般知能なので平均点は高くありません。

例年、45問中26~28問(6割~)が目安です。

上記の出題数をみてわかるように一般知能と自然科学の攻略が点数をあげるために必要です。これらの科目は解けるようになるまで時間がかかります。

終わりに

公務員試験の筆記試験は科目数が多く、苦手な受験生が多いです。

しかし合格するために満点は必要なく安定して7割前後の点数を取ることができれば筆記試験を突破することができます。

筆記試験の確認がおわったら、論文試験、面接試験についても情報を確認しておきましょう。


ABOUT ME
江本 浩大
江本 浩大
新卒で大手資格学校に就職→公務員課、企画課で5年間勤務、退職→某国立大学に転職→キャリア支援課、広報部を経験→8年間で退職→フリーランスとして関東地方を中心に大学や企業向けにコンサル業を展開。