地方公務員

東京特別区(高卒)の教養試験って難しい?|傾向と過去問

 前回『高卒で特別区職員になるのは難しい?日程と倍率を確認』に引き続き、東京特別区採用試験Ⅲ類(高校卒)に合格するための試験情報を書いていきます。今回は「教養試験の攻略法」についてお送りします。

 特別区(高卒)を受験する人

 教養試験の試験が知りたい人

 過去問が見たい人 など。

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東京特別区 3類(高卒) 教養試験の傾向

特別区の教養試験は「一般知能」と「一般知識」から出題があります。

あまり、聞いたいことがない科目ではないでしょうか?

一般知能は、

数的推理 判断推理
空間把握 資料解釈
文章理解(現古文) 文章理解(英文)

と、いった科目で構成されます。

一般知識は、

政治 経済 社会・時事
倫理(思想) 日本史 世界史
地理 国語 文学芸術
数学 物理 化学
生物 地学

と、いった科目で構成されます。

中学や高校で勉強してきた科目も少し出題されますが、多くは公務員試験独特の問題です。

そのため、学校の勉強とは別に公務員試験対策をする必要があることを覚えておきましょう。

関連記事 公務員試験 教養試験(基礎能力試験)の傾向、過去問〜一般知能編〜

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東京特別区 三類(高卒) 教養試験の傾向

例年、問題数50問、解答数45個。出題形式は全問マークシート方式で、「正しい記述」や「正しい組合せ」を5つの選択肢から解答します。試験時間は120分。

分野別では、一般知能分野が28問出題され、全問必答です。一般知識分野は22問出題され、17問を選択して解答します。

一般知能の出題数は、

数的推理 5問 判断推理 6問
空間把握 4問 資料希釈 4問
文章理解(現文) 6問 文章理解(英文) 3問

と、なっています。

一般知識の出題数は、

政治 2問 経済 1問
社会 2問 倫理 1問
日本史 2問 世界史 2問
地理 1問 物理 1問
化学 3問 生物 2問
地学 1問 国語 4問

と、なっています。

みてのとおり、一般知能分野が圧倒的に出題されます。

一般知能で点数をとることができないと合格は難しいため、優先して勉強するようにしましょう。

東京特別区 三類(高卒) 難易度

公務員試験は国家公務員をはじめ、都道府県職員、市役所、警察官など多くの試験が実施されます。

どの公務員試験も共通した問題・レベル・日時で実施されることが多いのですが、特別区の試験は少し傾向が異なります。

そのため、全国の公務員志望者が受験するため国家公務員試験に次ぐレベルの難易度です。

試験ごとにレベルを表すと、このような感じです。

裁判所事務官≧国家公務員一般職≧東京特別区≧県職員>市役所職員

まずは参考書の内容をきちんと理解することから始めましょう。

東京特別区 三類(高卒) 合格点(ボーダーライン)

多くの公務員試験では60%~70%が合格ラインの目安となります。

しかし、特別区の試験は受験者数が多く、倍率も高いため60%では厳しいです。

そのため合格ラインは70%(31点/45点)以上はほしいです。

7割近くの点数をとるためには、早いうちから準備を始める必要がありますね。学校行事や部活動で忙しい中で1~2時間、勉強時間を確保しましょう。

東京特別区 三類(高卒) 教養試験の過去問

東京特別区ってどんな問題が出題されているの?

平成29年(2017年)実施試験で出題されてた「数的推理」「判断推理」「社会」の問題をサンプルとして書いていきます。

「あぁ、こんな問題がでているのか」とイメージしてください。

東京特別区 三類(高卒) 教養試験 過去問

【判断推理】ある暗号で「すずめ」が「080501051422」、「むくどり」が「1406160623120918」で表されるとき、同じ暗号の法則で「1626042608221418」と表されるのはどれか。

1.「あかはら」
2.「うぐいす」
3.「かわせみ」
4.「きじばと」
5.「やまげら」

【数的推理】連続する6つの自然数があり、それぞれの2乗の和が2299である。6つの自然数の和はどれか。

1.105
2.111
3.117
4.123
5.129

【社会】高度情報化社会に関する記述として、妥当なのはどれか。

1 ネチケットとは、様々な情報の中で、必要な情報を主体的に判断し、選択し、活用する力のことをいう。

2 サイバースペースとは、インターネットなどの情報技術を使いこなせる者と使いこなせない者との間に生じる情報格差のことをいう。

3 住民基本台帳ネットワークとは、インターネット上で商品の売買や受注、発注、決済などを行うことをいう。

4 メディア・リテラシーとは、インターネットを利用するにあたり、その特性を踏まえたインターネット上のルールやマナーのことをいう。

5 ユビキタス社会とは、情報通信技術を活用して、いつでも、どこでも、何でも、誰でもが、ネットワークにつながる社会をいう。

終わりに

公務員試験の試験科目は種類が多く、闇雲に勉強していては時間がいくらあっても足りません。

 適当にケーキを100回つくる。

 どうやって作れば、おいしいケーキが作れるかを知ったうえで100回ケーキをつくる。

の2つでは結果が違いますよね。

勉強も同じです。

無駄な勉強をしないためにも、傾向を把握して計画をたてて勉強するようにしましょう。

次回は「作文試験」について書いていきます。

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