公務員試験の勉強をはじめるにあたって、「目安が知りたい」とお悩みではないでしょうか。
本記事の内容
・市役所に合格するために必要な時間
・いつから勉強をはじめればいい
市役所は志望者を集めるために試験の変更を行って、特別な対策をしなくても受験できるような試験に変更しつつあります。
そのため、あまり対策をしなくても市役所で働くことができるのです。
しかし、まだまだ勉強が必要な市役所は多いです。本記事を参考に、試験時間の目安を確認しましょう。
Contents
公務員試験 市役所に合格するために必要な勉強時間
まずは受験する市役所の試験を確認しましょう。
と、いうのも2018年から「新教養試験」が導入されまして、その種類によって必要な対策時間が違うのです。
新型教養試験については「市役所や町役場で働きたい!試験日程や試験内容を教えます」に書いているので確認してみてください。
試験の種類は
・Standard
・Logical
・Light
の、3種類です。
割合的にはStandard7割、Logical2割、Light1割といったところですね。
公務員試験 Standard
それで7割の市役所で採用されているStandardですが、これは従来の市役所試験と同じ試験で、一番対策に時間がかかります。
内容は教養試験がメインで、市役所によっては専門試験が実施されることもあります。
教養試験は国家公務員や都道府県職員試験でも出題されている試験内容です。
詳しくは「公務員試験 教養試験(基礎能力試験)の傾向、過去問〜一般知能編〜」と「一般知識は苦手な受験者が多い?|特徴と傾向を把握」で確認してください。
見てのように、試験科目が多いです。
それで、合格点をとるために必要な勉強時間の目安ですが、500時間です。
根拠は前職で大学生を相手に仕事をしていたこと、そこでデータ収集したことから導き出せます。データの数は800~900人程度のデータなのでそれなりの根拠になりますよね。
もちろん、試験科目の多くが中学~高校の知識なので、基礎知識がある人はもっと短い時間でも十分合格点をとることは可能です。
実際に、国立大学の学生だったので1か月程度の勉強で筆記試験に合格する連中も中にはいましたよ。
公務員試験 Logical
これもStandardと対策内容に大きな変化はありません。
圧倒的に一般知能に比重を置いた試験傾向なので、やるべきことが分かりやすい試験です。
しかし、その反面できるまでに時間がかかるためStandardに比べると実は対策時間がけっこう必要です。
まぁ、理数系が得意な人はそんなに時間がかからないと思いますよ。
公務員試験 Light
StandardやLogicalと比べると、まったく違った試験です。
政治・時事や国語などがメインの試験です。一般的な就職試験で採用されているSPIのような試験だと思ってください。
2か月程度見ておけばいいでしょう。
公務員試験 いつから勉強をすればいいのか
試験の6か月前くらいからはじめましょう。
もちろん、対策期間が長ければ多くの勉強をできるのでいいですが、科目によっては長く勉強することで逆効果になる場合もあります。
特に日本史や世界史などの暗記科目ですね。
暗記科目は短期集中で一気に覚えることで力を発揮する科目です。逆に一般知能や理系科目は点数になるまで長い期間が必要な科目で、はやいうちから対策をはじめるべきです。
