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国家公務員

裁判所事務官 難易度は1番高い?試験を知って合格の準備をしよう!

裁判所事務官採用試験

こんにちは、江本です。

本記事は「裁判所事務官(一般職)を目指す、目指している人」に必要な情報を書いています。

裁判所の事務員になりたいけど、どんな試験があるの?

と、いった質問を深堀していきます。

公務員試験は国家総合職が1番難しいですが、それに次ぐ難易度。

人によっては国家総合職よりも難しく感じる場合もあります。

難易度は高い試験ですが傾向を知って対策をすれば合格は十分可能です!

対策をするにも試験についてわかっていないとできませんよね。

まずは本記事を読んで試験について日程や内容、実施状況(倍率)などを確認しておきましょう。

※本記事は裁判所職員一般職(大学卒)の情報を書いています。高校卒を受験する人は「高卒だけど裁判所事務官になりたい!日程と試験内容を確認」を参考にしてください。

裁判所事務官採用試験 難易度は

裁判所事務官の難易度は高いです。

理由は主に2つ。

  1. 試験問題が難しい
  2. 面接試験の配点が高い

裁判所事務官採用試験 問題が難しい

公務員試験の問題は「大卒」「高卒」の2種類があります。

基本的に同じ試験内容なので対策方法は同じです。

しかし、裁判所事務官の問題はほかの公務員試験に比べると少し難しいので注意しましょう。

例えば一般的な文章理解の英語ですが、選択肢は日本語です。

しかし、裁判所事務官は選択肢まで英語になっているんですね。

また数的推理についても、普通であれば選択肢は、

1. 5
2. 10
3. 15
4. 20
5. 25

と、いった形になっていますが、裁判所事務官は、

1. 5
2. 6
3. 7
4. 8
5. 9

のように刻まれています。

裁判所事務官採用試験 面接の配点が高い

国家公務員は筆記試験のウエイトが70%以上を占めているため、学歴が高く、勉強が得意な人が有利です。

しかし、裁判所事務官は面接試験が40%ほど占めているため、筆記試験だけ得点できても合格できません。

筆記試験でそこそこ点数がとれて、さらに人物面もよくないと合格できないため他の国家公務員と比べると難易度は高いといえますね。

裁判所事務官採用試験の流れ

裁判所事務官は出願→1次試験→2次試験→最終合格という流れで選考が行われます。

出願期間は短いので出願のし忘れに注意が必要です。

2019(平成31年度)の日程は次の通り。

裁判所事務官採用試験 日程

出願日程 【Web出願】
4月1日~4月9日
1次試験 5月11日(土)
1次合格発表 5月30日(木)
2次試験 6月11日~7月8日の指定された日
最終合格 8月2日(金)

国家公務員試験のなかでは国家総合職の次に試験が実施されます。

県庁や市役所の試験が6月、7月ということを考えると実施時期は早めです。

とくに出願期間が短いので注意しましょう。

裁判所事務官採用試験 年齢制限

2019年の試験は1989年4月2日~1998年4月1日までに生まれた人が受験できます。

学歴は大学卒、短大卒、高等専門学校卒となっています。

裁判所事務官採用試験 採用予定人数

裁判所事務官は全国を8つのブロックに分けて試験が実施されます。

各ブロックで採用人数が決まっており勤務地は原則、受験するブロック内になるので働きたい場所を決めておきましょう。

2019年実施の採用予定数は次のとおり。

  • 東京高等裁判所 180人
  • 大阪高等裁判所 55人
  • 名古屋高等裁判所 30人
  • 広島高等裁判所 25人
  • 福岡高等裁判所 35人
  • 仙台高等裁判所 15人
  • 札幌高等裁判所 15人
  • 高松高等裁判所 10人

裁判所事務官採用試験 倍率

裁判所事務官採用試験 2019年(平成31年度)倍率

勤務地 申込数 合格数 倍率
東京高等裁判所 3,196 520 6.1
大阪高等裁判所 1,427 150 9.5
名古屋高等裁判所 1,076 150 7.2
広島高等裁判所 642 90 7.1
福岡高等裁判所 1,189 150 7.9
仙台高等裁判所 478 88 5.4
札幌高等裁判所 380 62 6.1
高松高等裁判所 460 45 10.2

裁判所事務官採用試験 2018年(平成30年)倍率

勤務地 申込数 合格数 倍率
東京高等裁判所 4657 480 9.7
大阪高等裁判所 2157 130 16.6
名古屋高等裁判所 1457 150 9.7
広島高等裁判所 771 110 7.0
福岡高等裁判所 1549 100 15.5
仙台高等裁判所 728 66 11.0
札幌高等裁判所 215 45 4.8
高松高等裁判所 591 50 11.8

裁判所事務官採用試験 2017年(平成29年)倍率

勤務地 申込数 合格数 倍率
東京高等裁判所 4856 350 13.9
大阪高等裁判所 2151 135 15.9
名古屋高等裁判所 1448 115 12.6
広島高等裁判所 695 104 6.7
福岡高等裁判所 1637 85 19.3
仙台高等裁判所 777 81 9.6
札幌高等裁判所 243 41 5.9
高松高等裁判所 550 50 11.0

裁判所事務官採用試験 内容

裁判所と聞くと頭がよくないと合格できないと思う人が一定数います。

たしかに筆記試験がそれなりに重視されますが、面接試験で評価をもらえないと合格はできないので注意が必要です。

実施される時期と内容は次の通り。

1次試験
基礎能力試験
専門試験
論文試験
専門記述試験
2次試験 個人面接

裁判所事務官 基礎能力試験

基礎能力試験の基礎知識
  • 試験時間:180分
  • 問題数:40問
  • 解答形式:マークシート

基礎能力(教養)試験は1次試験に実施されます。

公務員試験ではお馴染みの「一般知能」や「一般知識」といった科目から40問出題されます。

多くは中学校、高校で勉強してきた内容なので難易度は高くありませんが、短い時間で回答することが求められます。

試験傾向や攻略法は「裁判所事務官 試験科目は何がでる?教養試験を攻略しよう!」を参考にしましょう。

裁判所職員 過去問
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裁判所事務官 専門試験

専門試験の基礎知識
  • 試験時間:90分
  • 問題数:30問
  • 解答形式:マークシート

専門試験は1次試験に実施されます。

出題科目は法律科目がメインです。

憲法と民法が必須で刑法か経済学を選択して解答する形式です。

出題傾向を「裁判所事務官 専門試験の傾向と攻略」でまとめています。

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裁判所事務官 専門記述試験

専門記述試験の基礎知識
  • 試験時間:60分
  • 問題数:1題
  • 解答形式:記述式

専門記述試験は1次試験に実施されます。

憲法に関する出題に対して記述します。憲法の知識があることにくわえて文章の構成能力が必要です。

傾向は「裁判所事務官一般職 専門記述試験の勉強法」を参照。

裁判所職員一般職 専門記述の過去問
裁判所事務官 専門記述の勉強法|型を作ることが重要裁判所職員一般職では専門試験(記述式)があります。論文+専門試験なので知識と文章力が必要。まずは過去問をみて傾向を掴んでいきましょう。...

裁判所事務官 論文試験

論文試験の基礎知識
  • 試験時間:60分
  • 字数:無制限

論文試験は1次試験に実施されます。

ちなみに評価は2次試験で評価されます。

裁判所の論文試験はボールペンを使って執筆するので書く練習をしておきましょう。

傾向は「裁判所事務官 論文試験の傾向と過去問」を参照してください。

論文試験の傾向
裁判所事務官 論文試験の傾向と過去問 という疑問に答えます。 はじめまして、江本です。 これまで資格学校の公務員課で5年間、国立大学のキャリア支援課で8年...

裁判所事務官 個人面接

個人面接の基礎知識
  • 試験時間:30分
  • 面接官:3人
  • 面接カード:事前記入

個人面接は2次試験に実施されます。

配点は10分の4あるので国家公務員の中では高いです。

今までの経験や裁判所事務官としてやりたいことなどを根掘り葉掘り質問されます。

聞かれた内容や傾向を「裁判所事務官 面接を突破する秘訣とは」でまとめています。参考にしてください。

裁判所職員 面接の評価
裁判所事務官 面接を突破する秘訣とは裁判所職員の面接試験を徹底攻略します。傾向、面接カード、志望動機、自己PR,質問内容など。合格するために必要なことが書かれていますよ。...

裁判所事務官採用試験のまとめ

  • 裁判所は国家総合職に次ぐ難易度
  • 試験は5月からスタート
  • 倍率は8倍程度

裁判所事務官の試験概要を理解できましたか?

裁判所事務官は年々むずかしくなっています。合格するためには早めの勉強が必要ですね。

ぜひ、本ブログを参考にして合格を勝ち取りましょう。

まずは教養試験の傾向を「裁判所事務官 試験科目は何がでる?教養試験を攻略しよう!」で確認!

裁判所職員 過去問
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江本 浩大
江本 浩大
新卒で大手資格学校に就職→公務員課、企画課で5年間勤務、退職→某国立大学に転職→キャリア支援課、広報部を経験→8年間で退職→フリーランスとして関東地方を中心に大学や企業向けにコンサル業を展開。高卒・短大卒向けブログ(https://gms365.biz)も運営。