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国家一般職 基礎能力試験のボーダーラインは?傾向を知って勉強をしやすくしよう

国家一般職 基礎能力試験のボーダーライン

こんにちは、公務員試験アドバイザーの江本です。

本記事は「国家公務員 一般職(大学卒)の基礎能力試験(教養試験)」について特徴や出題傾向をまとめています。

下記ツイートをしました。

これを深堀していきます。

はじめて公務員試験の対策をする人や勉強法に迷っている人に役たつ内容です。

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国家一般職の基礎能力試験とは

基礎能力試験(教養試験)は国家一般職をはじめ、多くの公務員試験で実施されている筆記試験です。

公務員試験で特有の「一般知能分野」と中学~高校までに勉強してきた「一般知識分野」の2つから出題があります。

とくに「一般知能分野」は数学的要素を多く含む科目で時間をかければ解ける問題は多いです。

しかし、後述していますが1問にかけられる時間は短いため早く解く対策をしなければいけません。

また、一般知識は出題科目数が多いので、必要な科目を理解して対策しないと時間だけが過ぎ、勉強効率が落ちてしまいます。

基礎能力試験(教養試験)のほかに専門試験の勉強もしなくてはいけないので、計画を立てることがとても大切な試験です。

国家一般職 基礎能力試験(教養試験)の試験科目

基礎能力試験の科目は15科目以上あります。

出題される試験科目は次のとおり。

文章理解(現代文)
文章理解(英文)
判断推理
空間把握
数的推理
資料解釈
政治
経済
社会・時事
日本史
世界史
地理
思想・倫理
物理
化学
生物

試験科目が多いので勉強する前に傾向を理解することが重要です。

国家一般職 基礎能力試験(教養試験)の傾向

実施 1次試験 試験時間 140分
問題数 40問 形式 マークシート

基礎能力試験は1次試験に実施されます。

試験は140分で40問に解答します。

出題形式はマークシートで5つの選択肢から1つ選びます。

勉強するにあたっては40問の内訳を知っておくことが大切です。

国家一般職 基礎能力試験(教養試験)の出題数一覧

文章理解(現代文) 6
文章理解(英文) 5
判断推理 6
空間把握 2
数的推理 5
資料解釈 3
政治 2
経済 1
社会・時事 3
日本史 1
世界史 1
地理 1
思想・倫理 1
物理 1
化学 1
生物 1
合計 40

圧倒的に一般知能の攻略が必要です。

一般知識については社会科学(政治・経済・社会(時事))の対策を優先しておきましょう。

ちなみに専門科目の憲法や経済学を勉強しておけば改めて勉強する必要はありません。時事のみ別途対策をしましょう。

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国家一般職 基礎能力(教養)試験の勉強法

基礎能力(教養)試験の勉強法はとてもシンプルです。

手順は次のとおり。

教養の勉強法
  • STEP1
    傾向を知る

    まずは上記の出題数一覧を参考に勉強する科目を決めましょう。

    結論をいえば、全科目を勉強する必要はありません

    一般知能を優先に、時事+αの科目を勉強すればOKです。

  • STEP2
    テキストを購入

    勉強する科目が決まったらテキストを購入しましょう。

    おすすめのテキストは「【2020年版】公務員試験 本当に使えるおすすめの参考書をレビュー」で紹介しているので参考にしてください。

  • STEP3
    演習

    基本的に公務員試験は同じ問題を何度も解いてパターンを身につけることが重要です。

    理由は類問がよく出るからです。

    新しい問題よりも1つの解法を極めて応用できるようにしておくことが重要。

国家一般職 基礎能力試験(教養試験)の過去問

実際に出題されていた問題です。

「こんな問題がでているんだな」

と、参考にしてください。

国家一般職 判断推理の過去問

【判断推理】
ある小学校では,月~金曜日の夜間,校庭を地域の五つの団体A~Eに貸し出すこととなった。

A~Eは借りる曜日の希望調査に対して,順位を付けずに二つの曜日を回答したところ,希望した二つの曜日のうちいずれかの曜日に借りることができた。

次のことが分かっているとき,確実にいえるのはどれか。ただし,同じ曜日に複数の団体に貸し出すことはなかったものとする。

・月~金曜日のうち,四つの曜日は,希望した団体が複数あった。

・Aは,二つの曜日とも,Dと同じ曜日を希望した。

・Bは,水曜日と金曜日を希望した。

・Cは,希望した曜日のうち,火曜日には借りることができなかった。

・Dは,水曜日に借りることができた。

・Eは,希望した曜日が,B及びCとそれぞれ一つずつ同じであった。

1.Aは,木曜日に借りることができた。

2.Dは,月曜日と水曜日を希望した。

3.Eは,火曜日と金曜日を希望した。

4.水曜日を希望した団体は,A,B,D,Eであった。

5.木曜日を希望した団体は,一つのみであった。

国家一般職 数的推理の過去問

(数的推理)1~15の異なる数字を一つずつ使って隣り合う二つの数字の和が必ず9 16又は25のいずれかになるように一列に並べたとき両端の数字の組合せとして最も妥当なのはどれか。

1. 1 15
2. 3 5
3. 5 11
4. 7 13
5. 8 9

国家一般職 化学の過去問

(化学)化学結合や結晶に関する記述として最も妥当なのはどれか。

1.イオン結合とは,陽イオンと陰イオンが静電気力によって結び付いた結合のことをいう。イオン結合によってできているイオン結晶は,一般に,硬いが,外部からの力にはもろく,また,結晶状態では電気を導かないが,水溶液にすると電気を導く。

2.共有結合とは, 2 個の原子の間で電子を共有してできる結合のことをいう。窒素分子は窒素原子が二重結合した物質で電子を4 個共有している。また,非金属の原子が多数,次々に共有結合した構造の結晶を共有結晶といい,例としてはドライアイスが挙げられる。

3.それぞれの原子が結合している原子の陽子を引き付けようとする強さには差があり,この強さの程度のことを電気陰性度と呼ぶ。電気陰性度の差によりそれぞれの結合に極性が生じたとしても,分子としては極性がないものも存在し,例としてはアンモニアが挙げられる。

4.分子結晶とは,共有結合より強い結合によって分子が規則正しく配列している結晶のことをいう。分子結晶は,一般に,電気伝導性が大きく,水に溶けやすい。例としては塩化ナトリウムが挙げられる。

5.金属結合とは,金属原子から放出された陽子と電子が自由に動き回り,金属原子同士を結び付ける結合のことをいう。金属結晶は多数の金属原子が金属結合により規則正しく配列してできており,熱伝導性,電気伝導性が大きく,潮解性があるなどの特徴を持つ。

国家一般職 日本史の過去問

(日本史)我が国における教育の歴史に関する記述として最も妥当なのはどれか。

1. 平安時代には貴族の子弟を対象とした大学が盛んに設立されそこでは儒教に代えて仏教・道教を中心とする教育が施された。また藤原氏が設けた綜芸種智院北条氏が設けた勧学院など大学の寄宿舎に当たる大学別曹も設けられた。

2. 鎌倉時代には足利氏が一族の学校として鎌倉に足利学校・金沢文庫を設立した。足利学校では朝廷の儀式・先例である有職故実や古典の研究が行われ朝廷の歴史を記した『吾妻鏡』が編まれた。

3. 江戸時代には貨幣経済の浸透に伴い一般庶民も読み・書き・算盤などの知識が必要になったことから幕府はそのような実用教育を中心とした寺子屋を全国に設けた。寺子屋は下級武士によって経営されたが特に貧農層については月謝の負担が大きく江戸時代末期には衰退していった。

4. 明治時代には政府は富国強兵と殖産興業の実現に向けて教育機関や教育内容の整備を進めた。文部大臣森有礼の下で帝国大学令・師範学校令などの学校令が初めて公布され学校体系の基本が確立された。

5. 第二次世界大戦後には米国教育使節団の勧告により修身・日本歴史・地理の授業が一時停止されるとともに複線型・男女別学の学校体系に改められた。昭和22(1947)年には教育基本法が制定され義務教育期間が12年から9年に短縮された。

国家一般職 足切り(最低基準点)ってあるの?

国家公務員の試験では基礎能力試験(教養試験)、専門試験どちらの試験も基準点が設けられています。

この基準点を下回ってしまうと、片方の試験が満点でも不合格となります。

これが足切りです。

この足切り(基準点)は12点(総得点の3割未満)

これを下回らないように気をつけましょう。

国家一般職 基礎能力(教養)試験の合格点は?

6割以上を目指しましょう。

国家一般職は基礎能力試験よりも専門試験のほうが、配点が高いです。

そのため専門試験で点数ととらないといけません。

データによると専門試験で7割以上とれた場合、基礎能力試験は55%~60%の正答で合格することができています。

そのため目安としては基礎能力試験6割、専門試験7割を取れるように対策をしましょう。

国家一般職 教養のまとめ

  • 教養試験はセンター試験の進化系
  • 基本は中学、高校で勉強した内容
  • 足切りに注意

国家公務員は筆記試験の配点が高いです。

とくに専門試験で点数をとれるかどうかが重要!

専門試験の傾向を「国家一般職 専門科目って何がでるの?傾向を確認!」で合わせて確認しましょう。

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江本 浩大
江本 浩大
新卒で大手資格学校に就職→公務員課、企画課で5年間勤務、退職→某国立大学に転職→キャリア支援課、広報部を経験→8年間で退職→フリーランスとして関東地方を中心に大学や企業向けにコンサル業を展開。高卒・短大卒向けブログ(https://gms365.biz)も運営。