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国税専門官 専門記述は経済学がおすすめの理由とは|傾向と勉強法を紹介

国税専門官 専門記述の過去問

こんにちは、江本です。

本記事は「国税専門官 専門記述」に関する情報をまとめています。

こういった内容のツイートをしました。

これを詳しく書いていきます。

おそらく初めて専門記述を勉強する人が多いと思うので、傾向や過去問など参考にしてくださいね。

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国税専門官 専門試験(記述)の特徴

専門記述試験は簡単にいえば「憲法や民法の知識を使った論文試験」です。

国家公務員では国税専門官、裁判所事務官など多くの試験で出題がありますが、地方公務員は東京都庁を除き、実施する自治体は少ないです。

1時間~2時間を使って1000字程度の文章を書くことが要求されます。

専門記述試験で必要なことは

  • 科目に関する絶対的な知識
  • 文章構成能力

で、とくに科目に関する知識がないとアウトです。

せっかく文章が書けていても内容がペラペラだと点数は上がりません。

専門試験対策をする上で、条文などを文章で書く練習をしておきましょう。

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国税専門官 専門試験(記述)の出題傾向

実施時期 1次試験
評価は2次試験で採点
試験時間 80分
問題数 5題から1題選択
配点 100点
基準点 30点

専門記述試験は、憲法や民法に関する問題に対して文章でまとめて答える試験です。

1次試験で実施されますが、採点は合格者のみ行われます。(2次試験で採点)

答案は試験官2名によって添削され点数がつけられ、基準点(100点満点中30点)があります。

いわゆる足切りと呼ばれるもので、他の試験が満点でも基準点を割ってしまえば不合格になります。

国税専門官 専門試験(記述)の科目

専門記述試験は5科目から1科目を選択して解答する形式です。

出題される科目は次のとおり。

  • 憲法
  • 民法
  • 経済学
  • 会計学
  • 社会学

科目は本試験で選択できるので、2つくらい準備しておきましょう。

理由は年度によって科目レベルに差があるからです。

もし、憲法しか準備していなくて憲法がとても難しいテーマだったら書けないですよね。

実はテーマによっては民法が書きやすいかもしれません。

問題によって臨機応変な対応ができるように2科目ほど対策をしましょう。

国税専門官 専門試験(記述)の勉強法

まずは専門試験(マーク式)の対策を一通りこなしてから対策することがベストです。

冒頭でも書きましたが、専門記述試験は「科目に関する絶対的な知識」が必要だからです。

知識がなにもない状況で記述をしても意味がないので、できるだけ専門試験対策を早めに終わらせるようにしましょう。

ある程度、勉強をしたら専門科目の特徴やポイントがわかってくるはずです。

そこまで達することができれば、次に科目の選択をしていきましょう。

国税専門官 専門試験(記述)のおすすめ科目

国税専門官が第1志望の人は「会計学」、それ以外の人は「経済学」をおすすめします。

理由は抑えなければいけないポイントが決まっている(絞りやすい)からです。

とくに会計学は専門試験でも必須でして、記述対策まで行えばマークシートでも確実に点を重ねることができます。

経済学も図表やグラフを用いて記述することになるため論点を絞りやすく、文字数がなくても表すことができるので楽です。

ところで、「憲法」を対策する受験生が多いのはなぜでしょうか。

市販の教材も多く、裁判所事務官などでも併用ができるからでしょうか。

しかし、憲法は

  • 年々、難易度があがりつつある
  • テーマが豊富で傾向がしぼりにくい」
  • 「多くの受験者が選択するので採点基準が厳しい

ため実は安易に選択をしないほうがいいです。

国税専門官 専門試験(記述)の過去問

憲法

学問の自由の趣旨・内容及び大学の自治について,判例も踏まえながら,論じなさい。

民法

次の事例を読み,以下の問いに答えなさい。

[事例]
Xは,Yとの間で,自己が所有するマンション一戸(以下「甲」という。)をYに賃貸する旨の契約(以下「本件契約」という。)を締結し,甲を引き渡した。本件契約では,賃料は月額10 万円,賃貸期間は2 年間,目的は居住目的と定められた。
Xは,本件契約を締結するに当たって,Yに対し,転貸をすることを禁ずる旨を告げ,契約書にもその旨が明記されていた。他方で,Yは,Xに対し,実家で単身で暮らしている母親を介護のため呼び寄せて同居する可能性があることを告げ,Xはこれを了承した。
Yの叔母であるZは,英会話スクールの開業を考えていたところ,立地・間取りともに適切であった甲に興味を持ったため,「賃料は月額12 万円を支払うので,甲を英会話スクールに利用させてほしい。あなたの母親の介護は私の娘に任せればよい。」とYに頼み込み,YはXに無断でこれを了承した。
現在,Yは甲とは別のマンションに居住しており,Zは,甲に単身で居住しながら,甲の一室を用いて英会話スクールを営業している。

⑴ Xは,Yに対し,本件契約を解除し,賃貸借契約の終了に基づく甲の返還請求をしようと考えている。Xの当該請求の可否について論じなさい。

⑵ 仮に,⑴の主張が認められない場合,Xは,Zに対して,直接賃料を請求することができるかについて論じなさい。また,かかる請求をすることができるとした場合,その金額はいくらかについても論じなさい。

経済学

貨幣に関する次の問いに答えなさい。

⑴ 貨幣に対する需要について説明しなさい。

⑵ 中央銀行が,貨幣供給量をコントロールするための手段である,①公開市場操作,②公定歩合政策,③法定準備率操作の三つについて,それぞれ説明しなさい。

⑶ 「ハイパワードマネー」について説明するとともに,数式及び下記の用語を用いて「信用乗数」を説明しなさい。

用語:現金・預金比率,預金準備率

会計学

会計公準として一般的に考えられているものを三つ挙げ,それぞれについて説明しなさい。

社会学

社会における集団・組織について,次の問いに答えなさい。

⑴ E.デュルケムの論じた機械的連帯と有機的連帯について説明しなさい。

⑵ F.テンニースの論じたゲマインシャフトとゲゼルシャフトについて,具体例を挙げながら説明しなさい。

国税専門官 専門試験(記述)のまとめ

  • 専門記述は専門科目+論文
  • 5科目から1つを選択して回答
  • おすすめは会計学か経済学

専門記述試験は知識がないと書くことができません。

また知識があっても文章が書けないと評価をあげることはできないため、受験者のなかで差が1番でやすい試験です。

専門記述の対策をはやめにできるよう、まず専門試験の対策をスタートしましょう。

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江本 浩大
江本 浩大
新卒で大手資格学校に就職→公務員課、企画課で5年間勤務、退職→某国立大学に転職→キャリア支援課、広報部を経験→8年間で退職→フリーランスとして関東地方を中心に大学や企業向けにコンサル業を展開。高卒・短大卒向けブログ(https://gms365.biz)も運営。