一般職(大学卒)

国家公務員一般職の官庁訪問ってなに?|日程や内容を知る

国家公務員(大卒)の試験傾向
国家公務員一般職ってどんな試験なの?ってかいつ試験やってる?競争率(倍率)はどれくらいなのか知りたい。

という疑問に答えます。

はじめまして、江本です。

これまで資格学校の公務員課で5年間、国立大学のキャリア支援課で8年間ほど公務員試験の指導をしてきました。その経験から記事を書いています。

国家公務員 一般職に興味がある人

国家公務員 一般職を受験する人

国家公務員 一般職の概要が知りたい人 など。

国家公務員一般職(大学卒業程度)は、ほかの公務員試験とは選考方法が独特。

しっかりとした採用の流れを把握していないと「合格したのに採用されない」という状況になりかねません。

まずは対策をはじめるまえに、国家公務員 一般職の試験について理解しましょう。


国家公務員一般職 試験日程と内容

国家公務員一般職(大学卒)は「出願」→「1次試験」→「官庁訪問」→「2次試験・官庁面接」→「最終合格」という流れで選考が行われます。

①国家公務員 一般職 1次試験

全国を9つのブロックにわけ、

  • 教養試験
  • 専門試験
  • 論文試験

が実施されます。

試験を受けたブロックでの採用になるため勤務したい都市があるブロックの試験を受けましょう。

筆記試験の内容は全国共通です。

教養試験の傾向を「国家公務員一般職 基礎能力試験は一般知能の攻略が必須

専門試験の傾向を「国家公務員一般職 専門試験は高得点が必要!その理由とは

論文試験の傾向を「国家公務員一般職 論文試験はセンスだ!それ、間違いです」で、それぞれ解説しています。試験の流れを把握したら確認していきましょう。

②国家公務員 一般職 官庁業務合同説明会

1次試験の合格発表後、各ブロックで採用予定機関の説明会が開かれます。

詳しい業務の内容や試験の内容(面接日や実施試験の詳細)を教えてくれるため必ずいきましょう。

③国家公務員 一般職 2次試験と官庁面接

国家公務員を取りまとめる人事院の個人面接が実施されます。

この試験に合格すると人事院の採用候補者名簿に名前が載ります。人事院面接に合格=採用ではないため注意が必要です。

※これを内々定といったりします。

人事院面接とはべつに官庁ごとに面接試験を実施します。各機関が実施する面接試験で合格を得ることが最終合格になります。

個人面接の傾向を「国家公務員一般職 個人面接の不安を解消する1つの方法」で解説しています。

このように国家公務員 一般職は筆記試験に合格する→人事院の面接に合格する→各官庁・機関の面接に合格して、はじめて最終合格となります。

人事院の合格者数は多くでますが、実際に採用となるのは僅かな人数ということを知っておきましょう。

国家公務員 一般職 倍率

国家公務員一般職の倍率は受験するブロック(地区)によって異なります。この倍率はあくまで内々定の倍率になります。各省庁での倍率ではありません。

地区 受験者数 合格者数 倍率
北海道地区 871 347 2.5
東北地区 1617 461 3.5
関東甲信越地区 8838 1805 4.9
東海北陸地区 2588 782 3.3
近畿地区 3204 709 4.5
中国四国地区 1367 390 3.5
九州地区 2574 534 4.8
沖縄 803 164 4.9

全体倍率は4.2倍です

でも、これらの倍率は人事院の最終合格です。冒頭にも記述しましたが、各官庁に採用されて初めて合格です。

終わりに

国家公務員 一般職の1次試験はあくまで各機関にエントリーするための通過点にすぎません。 本番は「官庁訪問で内定をもらう」ということを覚えておいてくださいね。

ABOUT ME
江本 浩大
江本 浩大
新卒で大手資格学校に就職→公務員課、企画課で5年間勤務、退職→某国立大学に転職→キャリア支援課、広報部を経験→8年間で退職→フリーランスとして関東地方を中心に大学や企業向けにコンサル業を展開。