警察官

警視庁の難易度(倍率)は?|試験内容を理解しよう

警視庁の試験内容と倍率
警視庁の警察官を目指しています。でも難しいですよね?試験について教えてください。

という疑問に答えます。

はじめまして、江本です。

これまで資格学校の公務員課で5年間、国立大学のキャリア支援課で8年間ほど公務員試験の指導をしてきました。その経験から記事を書いています。

 警視庁Ⅰ類(大学卒)を受験する人

 警視庁の警察官になりたい人

 これから警視庁の試験対策を始める人 など。

警視庁の警察官になるためには、採用試験を受験して合格しないといけません。

これから試験日程や難易度(倍率)、試験内容を説明していきますね。

記事を最後まで読むことで警視庁採用試験の内容や現状を知ることができます。内容を知ることができたら合格するためにしないといけないことがわかりますよ。

※本内容は警視庁Ⅰ類(大学卒)です。3類(高校卒)を受験する人は「高卒で警視庁の警察官になる方法まとめ」を参考にしてください。


警視庁1類 試験日程と試験内容

警視庁の警察官になるチャンスは1年に3回あります!

普通、採用試験っていったら年に1回しかチャンスがないと思うんですけど、警視庁は3回もチャンスをくれるんですね。

例年、試験日程に変化はありません。参考に2018年の試験日程は、

第1回:平成30年4月29日(日)

第2回:平成30年9月17日(月・祝)

第3回:平成31年1月13日(日)

です。

警視庁1類 1次試験の内容

1次試験の試験内容は、

  • 教養試験
  • 国語試験
  • 論作文
  • 適性検査

が、実施されます。

教養試験と国語試験の傾向を「警視庁の教養試験と国語試験を攻略するための記事」で書いています。あわせて読んでおきましょう。

論作文は1次試験に実施されますが、評価は2次試験で行います。そのため、筆記試験だけの点数で合否が決まります。

警視庁1類 2次試験の内容

2次試験の試験内容は、

  • 個人面接
  • 体力検査
  • 身体検査

が、実施されます。

個人面接が一番重要な試験です。

「なぜ警察官になりたいのか」

「警察官になって何がしたいのか」

など自分のことばで話せるように準備しておきましょう。

個人面接の傾向を「警視庁の個人面接って、どんな内容?|傾向と質問内容を確認しよう」で確認しましょう。

受験資格は、大学を卒業(見込み)しており平成30年4月1日の時点で21歳以上35歳未満の人

警視庁1類 身体基準

警察官の試験では一定の身体基準があります。この基準を満たしていないと受験資格がありません。

基準は男性、女性で異なります。必ず確認してください。

男性の身体基準

身長:おおむね160cm以上

体重:おおむね48kg以上

視力:両眼とも0.6以上、または矯正して1.0以上

色覚、聴力:警察官としての職務執行に支障がないこと

疾患:警察官としての職務執行に支障がないこと

女性の身体基準

身長:おおむね154cm以上

体重:おおむね45kg以上

視力:両眼とも0.6以上、または矯正して1.0以上

色覚、聴力:警察官としての職務執行に支障がないこと

疾患:警察官としての職務執行に支障がないこと

警視庁1類 採用予定人数

平成30年(2018年)実施試験では下記の人数を採用予定です。

試験区分 採用人数
男性警察官(Ⅰ類) 1210人
女性警察官(Ⅰ類) 200人

警視庁1類 体力試験

体力試験の内容は、

腕立て伏せ
バービーテスト
上体起こし
反復横跳び

が、実施されます。

試験ごとに基準回数が設定されていますが、上限は高くありません。日頃から鍛えている人なら簡単にクリアすることができる内容です。

警視庁 難易度(倍率)

例年、男性は5倍前後、女性は8倍前後で推移しています。

男性の場合、1次試験は比較的緩く(1.7~2倍前後)、2次試験でバッサリと落とされる傾向が強いです。つまり面接試験の練習に時間をかけたほうが合格しやすいということですね。

女性の場合は逆でして、1次試験で人数を絞られる傾向にあります。なので筆記試験の対策に時間をかける必要がありますね。

筆記試験の問題レベルは公務員試験の中では易しい問題が多く出題されるため、基礎を中心に勉強するようにしましょう。

また、見落としがちですが国語(漢字)試験は勉強すれば確実に満点が取れる試験です。できるだけ高得点を取れるように準備しておきましょう。

平成29年実施
性別 種別 受験数 合格数 倍率
男性 Ⅰ類 8,974 1,688 5.3
女性 Ⅰ類 2,394 286 8.4
平成28年実施
性別 種別 受験数 合格数 倍率
男性 Ⅰ類 9,502 1,816 4.7
女性 Ⅰ類 2,394 286 8.4

警視庁 Q&A

最後に、警視庁採用試験でよく聞かれる質問集をのせておきます。確認してください。

試験の服装

基本的に1次試験は服装は自由です。県や国家公務員の試験では私服の受験者が7割ほどです。しかし、警察官試験では9割がスーツ(制服)で受験しています。私服でも問題はありませんが就職試験のひとつと思えば礼服で来るのが当然かもしれませんね。

警察の事務

警察事務を目指している人もいると思います。その場合は県職員の採用区分になるため試験が別です(主に6月下旬、高卒は9月下旬)

警察学校

採用後、警察学校でⅠ類合格者は6ヶ月、Ⅲ類合格者は10か月研修を受けることになります。その後各警察署に配属され勤務がスタートします。

給料

初任給はⅠ類合格者252,100円、Ⅲ類合格者212,700円に諸手当が加算されます。

賞与(ボーナス)は年2回支給(4.5ヶ月)となっています。

終わりに

警察になるためには体を鍛えるのは当然として一定の学力も必要です。

公務員試験は科目数が多いため、しっかりと計画を立てて対策をする必要があります。

まずはどの科目が重要かを見極めて勉強をはじめましょう。

ABOUT ME
江本 浩大
江本 浩大
新卒で大手資格学校に就職→公務員課、企画課で5年間勤務、退職→某国立大学に転職→キャリア支援課、広報部を経験→8年間で退職→フリーランスとして関東地方を中心に大学や企業向けにコンサル業を展開。