高卒で公務員試験を目指す人はこちら
公務員試験

公務員試験 良い科目の選び方と悪い科目の選び方

公務員試験 科目の選択方法

公務員試験の勉強をスタートするときに、科目数の多さに驚く人は多いと思います。

ざっと20科目以上ありますからね。

これをすべて勉強しなければいけない。と、思うと・・・

でも、公務員試験ではすべての科目を勉強する必要はありません。

本記事では、全科目を勉強する必要がない理由と、科目選択について書いていきます。

公務員試験の概要が知りたい人は「2019年度版 公務員試験を目指す人のための入門書|公務員試験の流れ」に書いています。

公務員試験に興味がある人

 公務員試験の科目数にうんざりしている人

 捨て科目が知りたい人 など

公務員試験 全科目を勉強する必要がない理由

合格するのに必要な点数は60~70点です。

合格するためには90点以上が必要って聞いたよ

それは、資格予備校が無知な受験者にやる気を出させるための宣伝みたいものです。

現実は70点近くの点数があれば筆記試験は十分合格することが可能です。

だからといって、70点分の勉強をしていてはダメです。だいたい目標点マイナス10点くらいしか点をとれないからです。

なので、80点分の勉強をして本番では70点ぐらいとれるイメージで勉強をすることが重要です。

公務員試験 良い科目の選び方

では、実際にどの科目を優先的に選んで勉強すればいいのか。

優先順位を決める方法は、

 出題数の多い科目

 コスパの良い科目

の、2点を重視して決めることが大切です。

公務員試験 出題数の多い科目

一般知能と社会科学を捨てると不合格

例えば、東京特別区の出題数の多い科目トップ5を見ると、

1位 判断推理 10問

2位 文章理解 9問

3位 社会科学(時事含む) 8問

4位 数的推理 5問

5位 資料解釈 4問

と、なっています。

特別区の傾向は「東京特別区の筆記試験って何が出るの?|教養試験と専門試験の傾向」に書いていますが、教養試験は48問から40問を選択して回答する形式です。

他にも日本史や世界史、物理や化学なども出題されていますが、この5科目だけで40問中の36問をカバーすることができます。

1~2問しか出題がない科目と5問以上でる科目なら、どっちを選んで勉強すればいいかわかりますよね。

公務員試験 コスパのよい科目

生物、地学、思想(倫理)

出題数は少ないですが、勉強すれば点を取りやすい科目が上記3科目です。

特徴は範囲が狭く、単純な暗記ですぐに点につながるところです。

例えば東京特別区では資料解釈が1科目で4問出題されます。資料解釈はコツさえつかめば点を取りやすい科目ですが、苦手な人が多い科目でもあります。

計算が得意な人は絶対に資料解釈で点をとるべきですが、苦手な人は資料解釈に50時間の勉強時間をかけるなら、同じ時間を生物、地学、思想にかけて勉強したほうが点数が取れます。この3科目で5点分あります。

どの試験でもいえることですが、まずは科目の出題数を把握して、多い順に学習計画を立てることが重要。その次に、苦手科目を補うためにコスパの良い科目を選んで勉強することが大切です。

公務員試験 落ちる科目の選び方

暗記科目中心の人は落ちる

数的推理は苦手だから日本史と世界史の暗記科目でカバーするよ

点数が取れない典型的なパターンです。

例えば、神奈川県や千葉県の試験では数的推理5問、日本史3問、世界史3問の出題があります。

計算が大嫌いな受験者は数的推理の5問を捨てて、単純暗記で点がとれる日本史、世界史の6問を取りにいくスタイルをとります。

でも、これはリスクが高いです。

暗記科目の特徴は、

やればすぐに点に結び付くため、やる気がでる

すぐに忘れるため、記憶の維持が問題

点数が安定しない

です。

やればすぐに点に結び付くため、やる気がでる

問われていることに対して知識があるか、ないか。だけ、ですからね。やった分だけ点数に結び付きやすいです。

少し勉強して、模試などで点数が取れればうれしいですよね。

効果がすぐに見えるためやる気のアップにもつながります。

しかし、人間の脳は忘れるように作られているため知識が定着するまでに時間がかかります。

すぐに忘れるため、記憶の維持が問題

エビングハウスの忘却曲線を知っていますか?

記憶の法則で超有名な法則です。

エビングハウスによると人間の記憶は一気に忘れて、時間の経過とともに記憶の忘却が緩やかになっていく。と、いうものです。

つまり、一気に覚えても、一気に忘れてしまう。と、いうことです。

忘れるのを防ぐためには、忘れないように何度も何度も繰り返して覚えることが大切です。

暗記科目だけに時間をさくことができれば、それでいいのですが・・・。最初にいったように公務員試験の科目はたくさんありますからね。そうはいきません。

点数が安定しない

難問はいくらでもつくれる

私もデータ分析のため、多くの予備校が開催している模擬試験を受験しています。有名予備校(TACや東京アカデミー)の模擬試験は多くの人が受験しているのでデータとしては十分なんですね。

そのデータをみると、暗記系科目、とくに人文科学は点数の波がはげしいです。

ある時の模試は全体正答率70%以上、でも次の模試は40%以下など。

知識問題は難問が作りやすいので、普通に参考書にのっていないような知識もバンバン出題されています。それをわからずに暗記科目中心で勉強すると・・・。

運が良ければ全問正答できる魅力はありますが、逆もあるということを覚えておきましょう。

出題数の多い科目を優先的に勉強する。暗記科目は範囲が狭く、コスパの良い科目を中心に。

暗記科目中心の勉強スタイル

終わりに

公務員試験の筆記試験は理系の人だと、あまり勉強しなくても合格することって結構多いです。

理由は明確で出題の多くが理系科目だからです。

理系科目は習得するまでに時間はかかりますが、一度、できるようになると安定する傾向が強いため、ここで勝負するのが一番いいのです。


ABOUT ME
江本 浩大
江本 浩大
新卒で大手資格学校に就職→公務員課、企画課で5年間勤務、退職→某国立大学に転職→キャリア支援課、広報部を経験→8年間で退職→フリーランスとして関東地方を中心に大学や企業向けにコンサル業を展開。高卒・短大卒向けブログ(https://gms365.biz)も運営。