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国立大学法人等職員

国立大学法人等職員 採用試験は激むず?情報まとめ

国立大学法人等職員採用試験
江本
江本

はじめまして、江本です。

これまで資格学校の公務員課で5年間、国立大学のキャリア支援課で8年間ほど公務員試験の指導をしてきました。その経験から記事を書いています。

本記事は国立大学法人等職員採用試験を受ける人に向けての内容です。

この試験は簡単にいえば国立大学などの職員になるための試験です。

一般的な公務員試験とは少し選考方法が特殊なので、確認していきましょう!

国立大学法人等職員とは 採用試験の流れ

国立大学法人等職員採用試験は、簡単にいえば国立大学や高等専門学校(高専)の事務職員になるための試験です。

国立大学法人等職員は公務員ではありません。そのため経営難や学生不足などによって廃校、職を失う危険性があります。しかし待遇や給料は公務員にならって支給されるため、準公務員という位置づけです。

ところで大学のセンター試験を受験したことはありますか?

なぜ、突然こんな話をするかというと国立大学法人等職員採用試験の流れはセンター試験と似ているからです。

センター試験の流れは「出願」→「共通1次試験」→「大学ごとに2次試験」→合格ですよね。国立大学法人等職員採用試験の選考スケジュールも同じです。詳しくみると、次の通り。

希望するブロックへ出願

まずは受験するブロックを決めましょう。

国立大学法人等職員採用試験は「北海道ブロック」「東北ブロック」「関東甲信越ブロック」「東海北陸ブロック」「近畿ブロック」「中四国ブロック」「九州ブロック」の7つに分かれています。

自分が希望する地区や大学法人があるブロックに出願をしましょう。

江本
江本

例えば千葉大学の職員になりたければ「関東甲信越ブロック」へ、神戸大学の職員になりたかったら「近畿ブロック」に出願する感じです。




共通1次試験はセンター試験のイメージ

1次試験は全国同じ日程、問題を使って実施されます。

この試験によって受験者の3分の1くらいに人数を絞ります

機関訪問(大学説明会)

1次試験の合格発表後に各国立大学、高等専門学校等が個別に就職説明会を実施します。

ここでエントリー方法や選考内容を教えてもらいます。

一次試験(筆記試験)は全国統一日に実施されますが、二次試験は各大学・機関ごとに選考を行うことを覚えておきましょう。

国立大学法人等職員 採用試験の日程

国立大学法人等職員採用試験の流れは上述した通り「出願」→1次試験→2次試験→採用です。

2019年(平成31年度)の採用日程は次の通り。

受付期間 【Web申込】
5月15日(水)~29日(水)
1次試験 7月7日(日)
1次試験
合格発表
7月25日(木)
2次試験 7月26日以降~
最終合格発表 8月下旬以降

自分から行動するようにしよう

1次試験は出願すれば案内が来るので指定された日に会場へ行けばいいですが、2次試験はボーっとしていたら何もないまま終わります。

上述したように2次試験は各大学・機関ごとに独自試験を実施するので積極的に説明会へ行く必要があるからです。

行動を起こせばそれだけ選考を受けることができるため常にアンテナを張っておく必要がありますね。

国立大学法人等職員 採用試験の内容

1次試験 教養試験
2次試験 面接試験
(専門試験)

国立大学法人等職員 教養試験

教養試験は公務員試験と同じ「一般知能」と「一般知識」から出題されます。

試験時間120分で40問の出題

試験レベルは大学卒業程度である程度の勉強が必要です。

まずは「国立大学の試験傾向が知りたい|教養試験の合格点は〇〇点」で出題傾向を理解して勉強をはじめましょう。

国立大学法人等職員 面接試験

面接試験は2次試験に実施されます。

上述したとおり、面接日や内容は大学ごとによって違うので必ず説明会に参加しましょう。

例えば埼玉大学の面接試験は「集団面接」「集団討論」「個人面接」が実施されています。

一方、兵庫教育大学は「集団討論」「個人面接2回」が実施されています。このように大学によって内容は様々なんですね。

国立大学法人等職員 採用試験の倍率

国立大学法人等職員の倍率はデータ以上に高いと思いましょう。

一般的に公開されている倍率は1次試験のものだからです。

例えば昨年の関東甲信越地区の倍率は8.0倍でした。

関東甲信越ブロックの倍率
  • 受験者:10,877人
  • 合格者:1,366人
  • 倍率:8.0倍

8倍も十分高い領域ですが、無理ってレベルじゃないですよね。

ここで注意してほしいのは合格者1,366人すべてが採用されたわけではない!と、いうことです。

昨年の関東甲信越地区の採用予定人数(事務)は116人。ひとつあたりの大学では東京大学15人が最も多く平均で各機関1~3人程度の採用です。

仮に1番多い東京大学に合格者の5割が面接を受けたとしても約45倍の倍率ですよね。

(仮)東京大学の倍率

受験者(仮):688人
合格者:15人
倍率:45倍




データだけみれば、合格者数も多く、倍率も高くないので軽視しがちですが現実は高倍率でした。

地区ごとの倍率は次の通り。

地区 受験者数 合格者数 倍率
北海道地区 1420人 499人 2.8倍
東北地区 2243人 497人 4.5倍
関東甲信越地区 10877人 1366人 8.0倍
東海北陸地区 3598人 1488人 2.4倍
近畿地区 3830人 758人 5.1倍
中国四国地区 2810人 788人 3.5倍
九州地区 5495人 856人 6.4倍
江本
江本

これはあくまで1次試験の合格者数でして、最終合格はさらに狭き門に・・・。

国立大学法人等職員採用試験 年齢制限

3年前から年齢制限が緩和され、30歳未満まで受験ができるようになりました。

2019年(平成31年度)の年齢制限は「平成元年4月2日以降に生まれた人」が受験できます。

高卒でも受験できる?

年齢要件を満たしていれば高卒・短大卒・専門卒でも受験できます。

しかし、試験レベルは上述したように「大学卒業程度」です。

過去にも高卒で受験し最終合格している人はいるので興味があれば挑戦してみましょう。

国立大学法人等職員 採用試験のまとめ

  • 採用は大学・機関ごとにおこなう
  • 試験はブロックで、統一実施
  • 実質の倍率はすごく高い

国立大学法人等職員採用試験の難易度は高いです。

なぜなら1次試験に合格できても最終合格できるのは一部だけだからです。

そういった意味では2次試験が本番ということを覚えておきましょう。

まずは筆記試験を突破しないと面接までいけません。傾向を「国立大学の試験傾向が知りたい|教養試験の合格点は〇〇点」でチェックしましょう。

国立大学の試験傾向が知りたい|教養試験の合格点は〇〇点


ABOUT ME
江本 浩大
江本 浩大
新卒で大手資格学校に就職→公務員課、企画課で5年間勤務、退職→某国立大学に転職→キャリア支援課、広報部を経験→8年間で退職→フリーランスとして関東地方を中心に大学や企業向けにコンサル業を展開。高卒・短大卒向けブログ(https://gms365.biz)も運営。